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遺族年金

[ 基本用語 ] 2022年8月24日

遺族年金とは、国民年金または厚生年金の被保険者が亡くなった際に被保険者の遺族に対して支払われる年金のことです。亡くなった方の年金の納付状況・遺族年金を受け取る方の年齢・優先順位などの条件をすべて満たしている場合、遺族年金を受け取ることができます。遺族年金は、遺族基礎年金と遺族厚生年金の2種類があり、亡くなられた被保険者がどちらの年金に加入していたかで異なります。
遺族基礎年金とは、国民年金の加入者が亡くなった際に活用できる制度で、子どものいる配偶者や子どもが年金を受け取ることができます。遺族基礎年金が対象とする子どもは、18歳に到達した以後の最初の3月31日を過ぎていないこと、または20歳未満で一定の障害者であることなどの条件が必要です。そして、遺族基礎年金は、子がいるご家庭が遺族対象者です。
遺族厚生年金とは、会社員や公務員など厚生年金の加入者が亡くなった際に支給される年金です。厚生年金を適用する事業所に勤めていた場合、国民年金にも自動的に加入しているため、厚生年金に加入していた方の遺族は、遺族基礎年金と遺族厚生年金の両方を受給できる可能性があります。遺族厚生年金を受給できる遺族対象者は、妻や子、孫、遺族の年齢によっては夫や父母、祖父母と幅広いです。

※このページは2022年8月24日時点の情報を元に執筆されています。最新の情報とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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