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特定求職者雇用開発助成金(被災者雇用開発コース)

[ 助成金関連のお仕事 ] 2018年5月09日

今回は特定求職者雇用開発助成金(被災者雇用開発コース)についてご説明致します。こちらは2011年5月2日に起きた東日本大震災の被災者に向けた助成金となっています。今までは「被災者雇用開発助成金」という名称でしたが、2017年4月1日より「被災者雇用開発コース」へと変更されました。

主旨としては、被災したことにより離職者や求職者となった人々を雇い入れ増加です。そのため、一定要件を満たした事業主に対して助成金が支払われます。

離職者や求職者をハローワーク、又は職業紹介事業者等の紹介で、雇用保険一般被保険者として、1年以上継続した雇用が見込まれることが主な受給要件となっています。支給額は対象者の勤務時間帯と期間によって変わります。

対象となる労働者は、震災発生時に原発事故に伴う計画的避難区域や緊急避難準備区域などを含んだ警戒区域等に居住していた方で、以下の1又は2のいずれかに該当する方です。

1. 被災離職者(以下の①から③のいずれにも該当する方)
① 東日本大震災発生時に被災地域で就業していた方
② 震災により離職を余議なくされた方
③ ②の離職後、安定した職業についたことがない方

2. 被災地求職者(以下の①に該当する方)
① 震災後、安定した職業についたことがない方

申請は支給対象期ごとに労働局またはハローワークに対して行います。また助成金は支給対象期ごとに2回に分けて支給されます。

※このページは2018年5月09日時点の情報を元に執筆されています。最新の情報とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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