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生涯現役起業支援助成金

[ 助成金関連のお仕事 ] 2017年10月03日


生涯現役起業支援助成金は、中高年齢者(40歳以上)の方が、起業によって自らの就業機会の創出を図るとともに、事業運営のために必要となる従業員(中高年齢者等)の雇入れを行う際に要した、雇用創出措置(募集・採用や教育訓練の実施)にかかる費用の一部を助成します。

受給要件

①起業者が起業した法人または個人事業の業務に専ら従事すること
②起業者の起業基準日における年齢が40歳以上であること
③起業基準日から起算して11か月以内に「雇用創出等の措置に係る計画書」を提出し、都道府県労働局長の認定を受けていること。(認定に当たっては、公的機関等の実施する創業支援を受けていること、当該事業分野において一定年数以上の職務経験を有していることなど、事業継続性の確認があります。)
④計画書で定めた計画期間(12か月以内)内に、対象労働者を一定数以上新たに雇い入れること
⑤支給申請書提出日において、計画期間内に雇い入れた対象労働者の過半数が離職していないこと
⑥起業基準日から起算して支給申請日までの間における離職者の数が、計画期間内に雇い入れた対象労働者の数を超えていない事業主であること
⑦計画期間の初日から起算して6ヶ月前の日から支給申請日までの間(基準期間)に、解雇など事業主都合により被保険者を離職させていない事業主であること
⑧支給申請書提出日における被保険者数の6%を超える被保険者を、倒産・解雇等による離職理由により、離職させていない事業主であること

※このほかにも、雇用関係助成金共通の要件などいくつかの受給要件があります。

受給額

起業者の区分に応じて、計画期間(12か月以内)内に行った雇用創出措置に要した費用に、以下の助成金を乗じた額を支給します。
・起業者が高年齢者(60歳以上)の場合:助成率、2/3 助成額の上限、200万円
・起業者が上記以外の者(40歳~59歳)の者の場合:助成率、1/2 助成額の上限 150万円

※助成対象となる費用ごとに上限額があり、その合計額となります。

※このページは2017年10月03日時点の情報を元に執筆されています。最新の情報とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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